不良品PVAフィラメントにご注意


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3Dプリンターのサポート材として使用されるPVA(ポリビニールアルコール)ですが、今年の3月にMF-2000用としてムトーエンジニアリング社製純正PVAを7個仕入れてクライアント様に納品しました。
最近クライアント様のMF-2000を使用させてもらっているのですが、PVAを使用したデュアルヘッド造形時にPVAフィラメントだけが出てこないというトラブルが発生。

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MF-2000が得意とする大物造形をやっている最中のトラブルだっただけにその損害も大きいです。
最初はヘッドの詰まりを疑いましたが、そうではなくクライアント会社の人に言われて気が付きました。
PVAフィラメントが不良品が原因だったのです。

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フィラメントをリールからのばしてみると、所々に太い場所が点在しており、これが原因でヘッド手前のフィラメント侵入穴を通ることができずPVAのみが射出できなくなったと考えられます。
ノギスでフィラメント径を測定してみると本来Φ3mmであるはずが、太い場所ではΦ4.7mmありました。これはつまって当然です。

すぐに販売元であるムトーエンジニアリングに電話をして、フィラメントは使用品未使用品問わず全品交換してもらうことにしました。
3月時点でのロッドと現在のロッドが違うため、新しいロッドには不良が無いとのことですが、きっと同様のクレームが数件入っていると推察できます。

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問題のロッド番号ですが「150300」がトラブルを起こしており、「150400」は開封して検査をしてみたところ手前5メートルくらいは正常でした。その中身はどうなっているかわかりませんが。

ちなみにムトーエンジニアリングのフィラメント製造外注先は恐らく中国のeSUN社だと思われます。(リールの形状から判断)
eSUN製フィラメントはPLAや木質フィラメントなどこれまでに色々なフィラメントを使用してきましたが、特に問題もなく品質の良いフィラメントだっただけにこの不良品トラブルは信じられませんでした。

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交換されて新しく到着したPVAフィラメント。
ロッド番号は「150500」でした。これは2015年5月製造ということなのでしょうか?その辺は謎ですがとりあえず、これから新しいPVAで造形し直しです。
ムトーエンジニアリングの迅速な対応に感謝です。


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